運命線の長い 短いで手相を占う

運命線の長い短いで占う

運命線は手のひらの広範囲に渡って出る線なので、見るポイントがたくさんあります。

などなど。

運命線が1本だけしかないなら見るのは簡単ですが、運命線は複数ある人も多い線ですので、その線ごとに占ってみて、総合的に判断する必要があります。

運命線は薄いものでも意味はありますので、無視する訳にいきませんが、中指に向かう線があまりにもたくさんあると見るのが大変ですから、長さで占う時は目立つ線に重点を置いて占ってもよいかもしれません。

参考 運命線の本数で占う

なお、運命線の長さについては運命線の基礎のところで、知能線と感情線を基準にすることをお伝えしましたが、具体的な長さには触れませんでしたので、今回は運命線の長さでざっくりと占う方法をお伝えします。

運命線の長さで何を占う?

運命線の長い短いで占う

運命線は社会との関わりを示す線ですので、線の長さで、社会と関わる期間や、追求度(のめり込むか否か)、成功への執着心が分かります。

以前ご説明した、

早熟型?晩熟型?運命線のゴール地点で活躍する時期を占うや、

手相で運命が変化しやすい年齢を占う【運命線の流年法の見方】

と重複する部分もありますが、運命線の状態を一瞬で見分けるポイントとして、覚えておいて下さい。

また、「〇㎝」と具体的な数字を書きましたが、手の大きさ・サイズは人それぞれですから、数字はあくまでも目安程度にお考えいただき、かなり大まかな手相診断術であることをご理解ください。

女性は夫選びのポイントになる?!

ちなみに、これは女性ならではの考え方ですが、夫を選ぶ時の基準としてこの運命線の長さは結構重要だと私は思っています。

でも、結婚前にじろじろと手相を見るのは、品定めしているようで失礼なので、このパッと見の長さで判断できる方法を知っていると便利なのです!

運命線が長い人というのは、仕事で成功する可能性は非常に高いですが、仕事が生き甲斐と言うタイプなので、結婚しても家庭そっちのけで、仕事ばかりにのめり込む傾向があります。

逆に、運命線がない人や、短い人と言うのは、覇気がなかったり、働くことがあまり好きではないタイプかも知れません。

もしくは、出世とは縁が薄いタイプといえますから、共働きで頑張る覚悟で結婚を決めましょう!

長すぎるのも、短すぎるのも難がありそうな気がしますので、運命線の長さは”ほどほど”が一番良いのかも知れません。

運命線がなくても、太陽線財運線があれば、それなりに幸福度は高くなりますから、運命線だけで判断しないで、あくまでも目安としてお考え頂くようにしてください。

しっかりとした運命線+太陽線、または、しっかりとした運命線+財運線があるならGood!

3本しっかりある相手なら、結婚を決めてもいいのではないかと思います!

運命線がしっかりある女性は、外に気持ちが向きやすい為、あまり家庭的ではない可能性が高いので、男性にとっても、ある程度の基準になると思います

1.運命線の長さが長い手相の見方

運命線が長く7㎝以上ある手相

手のひらの長さの半分以上の長さの運命線がある、ぱっと見で「長い!」と感じる運命線の見方です。

具体的な長さは、手のサイズにもよりますが、7センチ以上あるなら恐らく長い方に入ると思います。

長い運命線を持つ人は、自立心が強く、早くから目標を定めて、長期的に社会と関わっていくタイプが多いでしょう。

複数ある場合は他の線の状態も見る必要がありますが、これだけ長い運命線をお持ちなら、恐らくしっかりとした「軸」をお持ちで、成功に対して強い執着心を持っていることが多いはず。

最終的な目標や信念が明確で、それを貫くスケールの大きな生き方ができるはずです。

ただ、一時的ならよいのですが、命令されるがままに動いたり、物事を自分で判断することが許されない立場の場合、息がつまって苦しいですから、努力しても上に行けない場所では力を発揮できません。

将来的にはご自分が采配を振るうことができる場所に身を置くのがよいでしょう。

また、長い運命線が中指近くまで伸びているなら、プライベートまで仕事に結びつける「仕事人間」になりやすいでしょう。

たまには家庭や仕事以外にも目を向けるようにしてください。

女性の場合は、間違いなくキャリアウーマンタイプですから、専業主婦はできないでしょう。

なってしまったとしても、社会と関わりが薄くなることに危機感を覚え、焦りを感じるようになりますから、結婚・出産後もお仕事は続けた方がよいでしょう。

参考記事 中指の付け根を超えている運命線はまた違った見方をします↓

手相の掌線が、指の付け根(基底部や基底線と言います)を突き抜けていることを陰出と言います。 運命線が中指のつけ根を超え...

2.運命線の長さがほどほどの手相の見方

目立つ運命線があるけれど、長さは手のひらの半分くらいの運命線の見方です。

具体的には5㎝前後ではないでしょうか。

一目見て長い!と感じる 1 に比べると、スケールはやや小さくなりますが、基礎能力が備わった、堅実に社会と関わっていくタイプです。

これくらいを「ほどほど」と呼ぶ、Goodな運命線かも知れませんね。

働かない、働くことが嫌い、と言うタイプではないけれど、仕事ばっかり!という感じでもなく、仕事とプライベートのバランスを取るのが上手いでしょう。

そこそこの出世は期待できそうです。

女性は、仕事と家庭をどちらもバランスよく切り盛りできそうです。

3.運命線の長さが短い手相の見方

運命線の長さが3センチ未満の短い手相の人

長さが短い運命線の見方です。

具体的には3㎝未満くらいでしょうか。

短くてもしっかりした太さや濃さがあるなら、短期集中型タイプかも知れません。

他にも運命線が無ければ、生涯仕事にどっぷりのめり込むと言うタイプではなく、ある一時期にガっと集中して働いたり、稼いだりして、あとの時間は流れに身を任すような感じになる可能性があります。

出世や成功への執着心もあまりなく、どちらかと言えば受け身かもしれません。

女性なら、独身時代や子育てが落ち着いた後は仕事を頑張りそうですが、その他の期間は妻・母となって、家庭を支えることが出来る手相でしょう。

上の画像は、上の方に運命線がありますが、下の方に出る場合もありますので、その時期については、運命線の流年法を参考にしてください。

あまり線がはっきりせずに薄いなら、まだまだ発展途上の状態にあります。

また、社会とは少し距離を置いて、独自のスタイルで生きる人も運命線が短い場合が多いようです。

参考 運命線についての記事は↓にまとめております。
手相占い:運命線の見方