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太陽線が全く無い、太陽線らしき線があるにはあるけどめちゃくちゃ薄い…という手相の見方をご紹介します。
太陽線とは、「手のひらの薬指の下のゾーン(太陽丘)に縦方向に出る線」のことを指しますが、誰にでもある線ではなく「太陽丘に線が1本もない」と言う人もいらっしゃいます。
※子供の頃はなくても、ある程度の年齢になってから出ることもあります
太陽線があると「太陽の光が当たりやすい」と占い、それに対して太陽線がないと「光が当たりにくい」と占うのが基本ですが、必ずしもそうとは限りません。
太陽線が無い手相について掘り下げてみたいと思います。
参考 太陽丘には線がないけれど、「下のほうに薬指の方向に向かって伸びる線がある!!」という場合は、太陽線になりかけている「太陽線もどき」になります。
太陽線は「無い人」も多い線
手のひらをピンと張った状態でも確認できる生命線・運命線・頭脳線の3本は、ほとんどの人にある線ですし(確認できないなら超薄いか、ますかけなどの特殊な手相です)、運命線もかなりの高い確率で出る線ですが、太陽線と財運線は無い人も多い線です。
あっても、目をかなり近づけて見なければ判別できないくらいの薄い線だったり、薄く細かい線がたくさんあっても、手のひらをピンと反ると消えてしまうくらい弱々しい状態のことも多いのです。
また、何の「乱れ」もなく、一直線にクッキリ出ている太陽線なら大歓迎ですが、太陽線があっても切れ切れ、島があるなどのように質が悪い時は却って苦労します。
たとえば、クッキリした太陽線に目立つ「島紋」があると、一度は幸運を手に入れてもそれを失ってしまう可能性があります↓
また、太陽線は「人気」を表しますから、太陽線があるとにぎやかな人の輪の中で生きることが多くなりますが、質が悪いと嫌いな人に好かれたり付きまとわれたりと悪縁が多くなり、常に人間関係のトラブルに悩まされる恐れがあります。
中途半端な太陽線なら、完全に無い方がずっとずっとマシなのです!
太陽線が無い手相・かなり線が薄い見方
それでは、太陽丘に全く線が出ていない人や、よ~く目を凝らして見なければわからないくらい太陽線が薄い手相の見方をご紹介していきましょう。
独自の価値観で生きている
太陽丘に太陽線がぜんぜん全く現れていないなら、一般的な成功や、地位や名誉に無関心で、独自の価値観を持って生きていく可能性があります。
価値観は人それぞれですから、幸福像を具体化するのは難しいのですが、よくある世間一般の価値観では、財産をたくさん持っていることや、年収が高いこと、仲間や友達がたくさんいたり、家族を作って子孫を繁栄させることや、出世したり、名を上げて社会的に有名になること等が幸福な姿と捉えられがちですが、そのような一般的な幸福像に振り回されることを嫌ったり、もともと関心が薄いことがあるでしょう。
周りからは少々ズレている感じになるかもしれませんが、人の目を気にすることなく、「人は人、自分は自分」というスタンスや、自分なりのスタイルや価値観を貫くタイプかもしれません。
今の人生に満足していない
くっきりとした太陽線がある人ほど、人生の満足度が高くなる傾向がありますが、たとえ周りから成功者だと認識されているような人でも、ご本人が今の人生に満足していないなら、太陽線は無いこともあります。
人は、自分の描く理想が実現した時に「幸せ」を感じるのだそうです。
太陽線が無い人は、幸せの理想が高いのかもしれません。
「自分はこんなもんじゃ終われない、もっと上を目指す!」という、幸せに対して貪欲で発展途上の状態であり、夢や理想を実現する過程にいるのです。
ご自分が満足できる水準に達すれば、ひょっこり出てくることもあります。
また、今ある幸せに気が付かない、幸せに鈍感なタイプという見方もできます。
“幸せを感じる状況”というのは人それぞれであり、他人が測れるものではありませんが、欲しいものを手に入れた瞬間が一番幸せで、手に入れた途端に興味を失ってまた違う幸せを追い求めてしまうとしたら、いつまで経っても満足な幸福感は得られないことになります。
健康・愛情・お金の3つがそこそこバランス良くあるなら、実は充分幸せなはずなのに、それに気付かないで”満たされていない”と感じながら毎日を過ごしたり、文句ばかり言って自ら運を下げていることも多いようです。
「選んでもらう」状況下では不利
太陽線は「人気」を表しますので、良い状態の太陽線や、リングやスターなどの太陽丘の発達があると、見た目や雰囲気、家柄、コネで得をしたり、たとえ容姿はイマイチでも、何故か人を惹きつける独特の魅力や才能、特別な華を持っていることがあります。
幼い頃から人気者だったり、モテたり、先生や上司から”えこひいき”されたり、引き立てを受けやすいなど、良い意味で「選ばれやすい人」なのです。
「太陽線が無い or 超薄い」ということは、人からの引き立てはあまり期待できないですから、「誰かから選ばれる」という状況下では圧倒的に不利です。
人生は自分自身の意志で選んでいるように見えても、実は「自分で選ぶ」よりも「人から選ばれる」場面の方が重要で、受験や就職・オーディションなどの面接はもちろんのこと、出世も恋愛や結婚も、運が人生を大きく左右します・・・
「引きが良い」とか「引きが強い」という運の強さを表す言葉がありますが、実は「引く」ことよりも「引かれる」ことの方が大切なのです。
自分が一番優秀なのに、一番頑張っているのに、誰よりも想いが強いのに、選ばれるのはいつも別の人・・・
悔しいですが、自分の力だけではどうにもならないことが現実にはあるのです。
太陽線がないなら、ただボーっと人から選ばれるのを待っていてもダメ!
当然、営業、ホステスなどの接客業やタレントなどの人気商売は、他人に選ばれることが前提の職業ですから発展が難しいかもしれませんし、他人が評価する芸術の分野なども同じです。できるだけ他人の匙加減や、好き/嫌いに左右されない、数字や実力で評価される世界を選びましょう。
また、賞や資格などを取って箔を付け、自分の価値を吊り上げる作戦も有効です。人は経歴を知ると途端に見る目を変えることがありますしブランドにも弱いものです。
〇〇大学卒、〇〇士の資格を持っている、有名な〇〇大会で優勝した、海外経験がある、〇〇で修業した、〇〇先生から学んだ、などなど「ああ見えてすごいんだぜ」と言われるような強みになるものを身に着けて、上手にアピールしましょう。
また、どうしても選ばれたい時は、実力以外のプラスアルファにも目を向ける努力が必要です。”選ばれるためには何が重要視されるのか?”をよく考え、光を当てるための戦略を練る必要があります。就職活動などで何社受けても受からない、選ばれないような時は、自分で自分を演出するなどの目立つ工夫をしましょう。
媚びを売ってまで好かれたくない!
自分を曲げたくない!
ありのままの自分で勝負したい!
と考える人もいるかもしれませんが、自然光が当たりにくい人は人工的な光を作らなけれなりません。そのためには多少は見た目を変えたり、好感度をアップさせる工夫や努力も重要なのです。
要するに降って湧いてくるようなラッキーチャンスをただじっ~と待つのではなく、自分でチャンスに変える意気込みが大切ということです。
また、不運が続くと、疲れや諦め・恨みなどの醜い心がいつの間にか顔にまで滲み出てきてますます幸せを遠ざけますから、しみったれた顔は人には見せないようにして、口角を上げていきましょう!
おひとり様を楽しもう
太陽線が無い人は、お一人様がお好き、またはお一人様でも平気な人が多いでしょう。人との関わりが薄めの人生を歩みやすいため友達もそれほど多いタイプではなく、それなりに数はいても本当に心を許せる友人は少ないと思われます。
大勢の中で過ごすことに苦痛を感じるため、晩年もひっそりと過ごす人が多くなります。家族が同居を勧めても、嫌がって気楽な一人暮らしを好んだり、仲間とワイワイやるよりも自分だけの世界を楽しむことを選ぶでしょう。
老人ホームなどに入っても馴染めず、強制的に集団の輪の中に入れられることが煩わしかったり、”仲良しグループ”に入れずに逆に孤独を感じるかもしれませんから、太陽線が無いなら無理をして施設に入ることはお勧めしません。
老いても単身で快適に暮らせるような住宅や環境を早めに準備し、おひとり様を楽しみながら、自分らしく人生を全うしましょう。群れを嫌う人種に合った生き方があるものです。
太陽線が欲しい!太陽線を濃くしたい時
太陽線など無くてもどーってことない!自分は自分!自分らしく生きてみせる!と我が道を行ける人は良いですが、
「太陽線がないと幸せになれないのでは…」
「無いと不安・・・どうしても太陽線欲しい!」
と、マイナスに考えてしまう人には、運命線のところでもご紹介した1日10分の指体操がおススメです。
また、太陽線は夢中になれるものを磨いていくと濃くなり、文句や不満ばかりを口にしていると薄くなって消えてしまうという話もあります。
「自分は不幸だ」「ツイていない」と思い込むと更なる不運を引き寄せてしまうので、気持ちは手相にも表れてくるのです。
良い太陽線がある人は「自分は幸せ」と自分を肯定できることが多いようですから、まずはそれを見ならって、今ある幸せを見つけて実感するところから始めてみましょう。
参考 太陽線に関するの記事は、手相占い:太陽線の見方一覧 にまとめております。