運命線のスタート地点で占う方法の6回目は、生命線の付け根から運命線が伸びている手相の見方です。
この運命線には「千金紋」や「成り上がり線」「はい上がり線」という別名があります。
手相の運命線は社会運や仕事運を表す掌線で、中指に向かって伸びる線のことを指しますが、どこを起点に伸びているかで意味が変わってきます。
島や切れ目のないしっかりとした線が、中指の下まで伸びていれば最良ですが、線が短い時や、線が薄い時は、以下の記事も合わせてご覧ください。
運命線がない人や薄い人の手相の見方(運命線の有り無しで占う)
参考 その他のスタート地点から出る運命線についてはこちらにまとめてあります
参考 運命線についての記事は
手相占い:運命線の見方にまとめております。
運命線が生命線の起点から伸びている手相の見方
この手相は過去にラッキーな手相の見方11のところでも紹介ましたが、上の画像のように、生命線のスタート地点から伸びている運命線のことを「千金紋」と言います。
千金紋は、有名手相家の先生が「はいあがり線」とか「成り上がり線」と呼んでいるので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
知能線が離れていてもOK
まず、上の画像は生命線と知能線と運命線の起点が全て同じですが、人によっては知能線の起点が離れていることもあります。
たとえ、知能線が離れていたとしても、生命線と運命線の起点が同じであれば「千金紋」になります。
千金紋に間違えやすい手相
過去に紋占い8 環紋がある手相のところでも紹介しましたが、人差し指付近には、千金紋によく似た線がたくさんあります。
間違えやすいので、ここで改めてポイントだけをご紹介したいと思います。
努力線
生命線と知能線が離れている人は、このような運命線がでることがあります。
千金紋と間違えやすいですが、千金紋は生命線の起点から出ることが基本ですので、生命線の起点からずれている場合は、生命線上から伸びる運命線=努力線と言うことになります。
マネージメント線(マネージャー線)
もう1つ「千金紋」と間違えやすい線で、「マネージメント線」というものがあります。マネージメント線は「マネージャー線」と呼ぶこともあります。
ひとさし指の付け根と感情線の間ぐらいの場所からスタートして、人差し指と中指の間に向かって伸びている線です。
生命線には接していないので千金紋ではありません。
下の画像のように、人差し指と中指の間に入り込んでいない場合でも、人差し指の下に横線が入っているものは全般的にマネージャー線(マネージメント線)と呼びます。
火星環
これもよく似ていますが、生命線の下にある第一火星丘が起点となっているので、「火星環」と言います。
この他にも、人指し指の下には紛らわしい線がたくさんありますので、↓に一覧にしましたので、よろしければ参考にしてください。
千金紋のある手相の見方
前置きが長くなりましたが、千金紋(成り上がり線、はい上がり線)がある手相の見方をご紹介します。
「千金紋」がある手相は、運命的な人物との出会いがきっかけとなって大成する相になります。
超有名手相家の先生の名づけた名前の通り、どん底にいても、そこからはい上がって成功を手に入れたり、貧乏から一気にお金持ちになることができる、素晴らしい強運の持ち主となります。
ただ、太陽線のスターなどのように、実力以上の評価をされたり、運だけで昇りつめるのではなく、自分の実力で勝負できる世界で、積み上げた努力が報われる形で評価されます。
ハッタリは通用しません。
それは、この千金紋が、“ 生命線の起点から出ている “ことが理由で、「千金紋」は努力線でもあり、運命線でもあるからです。
今は先が見えない状況であっても、諦めないで努力を続けていれば、いつか必ず認められ、成功する日が訪れるのです。
頑張る姿を見て、誰かがきっと引き上げてくれるでしょう!
参考 千金紋、努力線のある手相については以下の記事も参考にしてください
木星丘の発達について
人差し指、及び、その付け根にあたる「木星丘」が発達している人は、人生に前向きで、野心家であると捉えます。
「木星丘の発達」というのは、
- 人差し指が長い
- 人差し指の付け根(木星丘)が盛り上がっている
- 木星丘に「線」が多い
ということを指します。
本日紹介した「千金紋」も木星丘の発達の一種で、”今の自分を変えたい””もっと上を目指したい”という、前向きな人に現れる線です。
木星丘の発達で共通することは、行動力やリーダー性があると言うところです。
ひとさし指は人を指図する指ですから、その周辺にある線や紋のほとんどが「人の上に立つ素質を持っているかどうか」に関連するものが多いのです。
人差し指だけが異常に長い場合や、人差し指の付け根だけが、ボコッと盛り上がっていたり、リーダー線があったり、クロスや井の字紋(玉井紋・スクエア)やスターがある場合も同じです。
人をうまくまとめ上げてリーダーシップを発揮する人や、上手に人を使うことができる人というのは、この人差し指から木星丘にかけての場所に何らかの発達が見られるものなのです。
「千金紋」がある手相も同じで、必ずや自分自身が納得できる社会的な成果を収めることが可能ですから、とりあえずは励みましょう!
以上となります。
参考 木星丘には他にも「線」や「紋」が出やすく、ジャイアンのように力や権力でねじ伏せるタイプだったり、人を上手にコントロールするタイプだったりと、線や紋の形によってリーダーの傾向が変わります。
ご興味のある方は↓の記事も参考してください。