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手相占いの運命線のいろいろなパターンを画像付き一覧で紹介しています。この中から、あなたの手相の運命線に近いものを探して占ってみましょう!
手相占いでは中指に向かう線を運命線と呼びますので、運命線は1本だけとは限らず、2本3本…と本数がたくさんある方もいらっしゃいます。
手のひらの下の方にある短い線も、中指に向かって入ればそれは運命線になります。
運命線は、
- 仕事運
- 社会との関わり方
- 人生を切り開く力の有無
などを占う掌線になります。
太く長く切れ目のない、強い運命線がある人ほど自我が強く、自ら人生を切り開き積極的に社会と関わろうとしたり、社会的な評価や成功を求める傾向にあります。
自分の仕事や、社会での立ち位置に、「自信」と「誇り」を持てるか否かが、運命線の状態で占えます。
運命線の基本と、占い方のポイントは↓のページをご覧ください↓。
1.運命線の明瞭さで占う「社会との関わり」
「線がくっきりしているか、ぼんやり目立たないか?」「線が濃いか、薄いか?」 「線が太いか、細いか?」 「線が強いか、弱いか?」などの「線の明瞭さ」については、どの掌線の場合でもチェックする必要があります。
基本三大線(生命線・感情線・頭脳線)は、手のひらをピンと張っても消えない、世の中のほとんどの人にある線ですが(3本ない時はマスカケ線などの特殊な手相です)、その他の線は無い人もいます。
運命線についても、「全く出ていない人」も時々いらっしゃいますし、たとえあっても、かなり薄い場合も多いです。
運命線が無いからと言って決しておかしいことは有りませんが、同じ運命線でも、線の濃淡や明瞭さで意味が変わります。
運命線の明瞭さをチェックする方法
基本三大線(生命線・感情線・頭脳線)は、手のひらをピンと反った状態にしても線が残るのが一般的ですが、その他の線は消えてしまうことも多いものです。
ピンと反った状態でも運命線が確認できるなら、かなり明瞭で強い運命線ということになります。
運命線がたくさんあって、明瞭なものと不明瞭なものが混じっている時は、2.本数で占う方法も合わせてご覧ください。
運命線がたくさんあるのは可能性が広がる手相ですが、どの線も薄いなら社会との関わりが薄いことになりますので、「道が定まっていない」「迷いがある」と占います。
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ない・超薄い |
くっきり明瞭 |
運命線がない人や薄い人の手相の見方(運命線の有り無し・明瞭さで占う)から抜粋
2.運命線の本数で占う「整合性」
運命線は、1本だけくっきりと有る人もいれば、2本、3本、4本…と複数出ている場合があります。運命線を本数で占う方法をご紹介します。
運命線は明瞭なものだけを選んで占うのではなく、薄い線にも意味がありますので、中指に向かう線がたくさんある時は全て占って、総合的に判断します。
明瞭な線が1本くっきりとある人は、ブレが少なく一貫性がある人が多いのですが、薄い線がたくさんあると整合性がなかったり、迷いが多くなりがちです。
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1本だけ |
2本(二重運命線) |
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たくさん(3本以上) |
平行して薄い線がある |
運命線の本数で占うから抜粋
3.運命線の長さ・出る位置で占う「社会と関わる期間」「成功への執念」
中指に向かっている線は全て運命線ですから、手のひらの下のほうに出ている短い線でも、中指に向かっていればそれは運命線になるのですが、「天下筋(てんかすじ)」と呼ばれる、手首の上あたりから中指の付け根まで一直線に伸びている運命線と、下のほうに出ている短い運命線が全く同じ意味か?というとそうではありません。
運命線は長さが長ければ長いほど、成功への執念が強いと判断します。
豊臣秀吉は、中指の先まで運命線を彫ったと言われていますが、「天下を手中に収めたい!」という強い執念が感じられる行為です。
よって、運命線が長い人は、成功への執着心が強くなると同時に、社会に関わる期間も長くなりがちで、どうしても仕事中心の人生になりやすく、その逆で運命線が無い人や短い時は社会との関わりは受け身の姿勢になりやすいでしょう。
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長い |
ほどほどの長さ |
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短い |
中指まで突き抜ける |
運命線が中指の付け根を突き抜けている手相の見方(運命線の陰出)
より抜粋
4.運命線の流年法で占う「運命が変化しやすい年齢」
手相には『流年法』といって、運命が変化しやすい、ターニングポイントになる年齢を、ざっくりと占う方法があります。
過去に生命線の流年法の見方をご紹介したことがありましたが、運命線にも流年法があります。具体的な年齢や時期を知りたい時は、流年法を目安にするとよいでしょう。
手相で運命が変化しやすい年齢を占う【運命線の流年法】
5.運命線の起点で占う「社会とどう関わっていくのかの鍵」
運命線は、中指に向かっている線ですが、そのスタート地点は様々で、小指側や親指側からカーブしたり、斜めに入り込んでいることもあります。
クッキリした運命線は、社会との関わりの深さを表しますが、運命線がどこからスタートしているかで、社会とどのように関わっていくのかの「鍵」が見つかるはずです。
運命線がたくさんある人は、線の強いものを中心にチェックしてみてください。強い線が複数本あるなら、可能性が2つ以上あるということです。
月丘から出る | 第二火星丘から出る |
金星丘から出る | 第一火星丘から出る |
生命線の起点から出る | 木星丘から出る |
感情線から | 感情線の上から |
頭脳線から | 生命線から |
火星平原(窪み)から | 手首辺りから |
土台線から | 切り替え線から |
運命線を起点で占う方法より抜粋
6.運命線のゴール地点で占う「活躍の時期」
運命線は、社会との関わりの深さを占う掌線ですが、出る場所によって社会的に活躍できる時期が異なります。
ここでは、運命線が「どこで終わっているか」と言う視点で、早熟型か晩熟型かを占う方法を紹介します。
運命線のゴールの基準となる地点は、知能線(頭脳線)と感情線であり、知能線を35歳くらい、感情線を56歳くらいを目安に考えます。
頭脳線より下に出る | 頭脳線でゴール |
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方庭ゾーンでゴール | 感情線でゴール |
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頭脳線より上に出る | 感情線より上に出る |
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下から中指下まで | 指の股へ入る |
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指まで達する |
早熟型?晩熟型?運命線のゴール地点で活躍する時期を占うより抜粋
7.運命線の「乱れ」で占う
明瞭な運命線があっても、線が乱れて質が悪い場合は、せっかくの運命線の威力が発揮できないことがあります。運命線の「乱れ」の意味をご紹介します。
障害線・妨害線 | ランダムに重なる障害線 |
薄い障害線 | 途切れ・分断 |
切り替わり | 切れ切れ |
クロス | グリル |
島 | チェーン状 |
ほくろ | ノコギリ状・ギザギザ |
蛇行・くねくね | 生命線と接する |
8.運命線の「紋」で占う
7の「乱れ」と重複するものもありますが、「特殊紋」や「紋」と呼ばれる印が、運命線上や運命線に接するように出ている場合の意味をご紹介します。
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星紋(スター) | 魚紋(フィッシュ) |
十字紋(クロス) | 格子紋(グリル) |
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島紋(アイランド) | 四角紋(スクエア・井の字) |
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黒子紋(ほくろ) | 三角紋(トライアングル) |
9.運命線の支線・分岐・枝分かれで占う
運命線の起点(下)や終点(上)が、二本や三本に分岐・枝分かれしている手相にも、それぞれ意味があります。
二又大根のようにくっきりと先端が別れている強い分岐もあれば、枝毛のように細い線が出ていることもあります。
たとえ分岐が小さくても、手をピンと反った状態で、分岐した支線が確認できるものは強い分岐と考え、線が消えてしまうようなら弱い分岐になります。線が明瞭なほど意味も強いと考えます。
運命線の下向きの分岐(二股・三つ又・枝分かれ)
運命線の起点(下の方)が、二又や三又に分岐している手相になります。
小さな二股 | 片方が生命線から |
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片方が金星丘から | 片側が月丘から |
大きな二股 | 手首付近で二股 |
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小さな三又 | 大きな三又 |
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下向きの細い枝が出る |
運命線の起点(下)が二股に分かれた手相(6種)
運命線の起点(下)が3本に枝分かれ・分岐している手相
運命線に合流する別の線(影響線)のある手相
より抜粋
運命線の上向きの分岐(二股・三つ又・枝分かれ)
運命線の終点(上の方)が、二又や三又に分岐している手相になります。
人差し指に向かう二又 | 薬指に向かう二又 |
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小指に向かう二股 | 小指・薬指に向かう三股 |
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各指に向かう四つ又 | 小さい二股 |
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小さい三股 | 上向きの小さい枝別れ |
運命線が上向きに大きく枝分かれしている手相(運命線の分岐・支線)
ラッキーな手相9 覇王線のある手相
運命線のゴール(上)が二股に分かれた手相
運命線のゴール(上)が三つ又に分岐している手相の見方(運命線のトライデント)
運命線が上向きに小さく枝分かれしている手相の見方(運命線の分岐)
より抜粋
10.その他の運命線
状態の悪い生命線を運命線がフォローしている手相の見方
生命線が運命線に合流し吸収されて1本に交わる手相の見方